50/144/430MHz モービルを久しぶりに仕立ててます!

ほぼいい感じにモービルが出来たので、動画にしました。 YoyTube動画へ

すでに何度かの経験があるので、今回は思い出しながらの作業です。
@電源 簡単な方法はヒューズボックスの空き(オプション用)に、ヒューズを差し込んで確保します。
私はキースイッチ連動でない場所が好きで、そこを探して20A程度のヒューズ×2を無線回路専用
に差し込んで12Vを取り出しています。もちろんオルタネーターノイズ用のフィルターも入れます。



最近の車はバッテリーが小さく出来ていますし、アイドリングストップが付いてて、エンジンスタート時に電源が
何度も落ちます。そこで、サブバッテリーが必要になります。 私は12V-6Ahのシールドバッテリーを2個
無線機直前に並列に入れることで解消しました。結構長い時間発電が止まっても送信状態を維持できます。

Aアンテナ 基台を付ける場所も最近の車は無くなっています。そこでマグネット基台を利用しています。
ただし、6m以下のバンドではノンラジアルホイップが少ないので基台からボディーにアースする必要が
有ります。そこで例のMAT-〇〇というものを使います。それでもSWRが落ちないので、同じようなものを
もう一枚ステンレス材でつくりました。それでもダメなので、基台から車体に線をつなぎました。

それでも、落ちないってなぜ? ホイップの定格を調べてみたら、なんと51MHzだった。
50/144/430というアンテナの場合SWRの調整が実質出来ないというものもある。
このままでは50.2MHzあたりでは使えない。ならばカップラーを付けたい。という考え
のもと製作したのがこのカップラーです。写真を撮った後に少し改良した点はスルースイッチ
とつまみなどです。アンテナ側をすこし回すと、最良点が見つかります。ジャンクや手持ちの
部品でつくったせいで、バリコンの軸が短いです。

B本体の取付と、コントローラーやマイクロホンなどの運用に関係した小物の取付方法。
トランシーバはセパレートタイプにして、本体は助手席のシート下にマジックテープで固定。
筐体から車体にアースを接続しました。マイクの線は本体とコントローラーからとれますが、
本体からはヘッドセットのマイクへつなぐ配線をしてあります。ヘッドセットのほうには、
スタンバイピーをつけてありますから、モービルで走行しながらの運用では役に立ちます。
電源スイッチ(タンブラ)は以前使用していたものをそのまま使っています。車の側との分離
のために使いますが、通常はONのままです。

コントローラー部は小物を置くトレイの様な部分に土台となる樹脂製の箱を両面で貼り付けし、
その箱の側面にアクリル板を貼ってベースにしています。マイクかけもベースの一部にネジ止め
しています。PTTスイッチは引き出し型のトレイの縁にやはり両面で貼り付け金具もかけています。
100円で購入したクリップライトは夜間の運用にはとても重宝です。バイザーにつけてPCのキーを
照らしたりするのにも使えます。モービルでは電源電圧が気になりますので、電圧計も付けています。
その他には、スピーカーがあると聞き取りやすいので、これまた以前からのものを利用します。
送信中表示器も以前からのものですが、バルブをLEDに交換しました。消費電流が1/5程度に減。
この表示器は電波に反応して光るので、携帯の電波やほかの無線局など何でも光ってくれます。

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